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CATEGORY : 新築住宅紹介

【耐震×制振であらゆる震度から住まいを守る 静岡県湖西市の家-1】

2023.10.12

【耐震×制振であらゆる震度から住まいを守る 静岡県湖西市の家-1】

名古屋市内を中心に愛知県下で年間500棟の新築住宅を手がける玉善では、1棟1棟、立地環境に合わせて快適な暮らしを実現する設計アイデアを盛り込んだ家づくりを進めています。そんな玉善では、お客さまに安心して暮らせるお住まいをご提供できるように、新たな住宅工法を採用してお家の性能の進化に取り組み続けています。

今回は新たに導入した制振装置を駆使して地震の際の安全性を一段とアップさせた静岡県湖西市の新築住宅をご紹介します。

■南海トラフ巨大地震が発生する確率は今後30年以内に70%〜80%

今後30年以内に70%〜80%程度の確率で発生すると言われている南海トラフ巨大地震。東海エリアでは多くの地域が震度6〜7の揺れに見舞われる可能性があります。

こうした大地震に備えて耐震性能を上げるために、玉善ではすべてのお家で構造計算(許容応力度計算)を行い、最高レベルの耐震等級3の家を作り続けてきました。

こうした耐震性能に加えて、玉善では今回ご紹介する静岡県湖西市のお家をはじめ、今後すべてのお家で「制振機能」の強化を図っていきます。

■繰り返される揺れで耐震性能が劣化する危険性が

耐震というのは一言で言えば、お家をガッチリと固めて地震の際の衝撃から守る力。耐震等級1でも震度6〜7の地震ですぐに倒壊しない程度の強度を備えていますが、それでも各地で発生した大地震の際にお家が倒壊してしまったというケースが発生しています。

その理由のひとつは、繰り返し襲われる強い揺れによって耐震性能が劣化してしまうからです。耐震性の高い建物であっても、地震の際には大きく揺れることになります。その揺れが度重なることで、内部の構造は弱まっていき、さらに揺れやすくなっていきます。

そうした揺れの大きさを抑えてくれるのが、制振装置である「制振ダンパー」です。お家の構造部分に制振ダンパーを組み込むことで、地震の際にこの制振ダンパーが変形し、建物全体の揺れを吸収する働きを持っています。

■「耐震」と「制振」。2つの性能を併せ持つ制振ダンパーを採用

制振ダンパーにはさまざまな種類があり、特徴や性能は一定ではありません。玉善では厳しい審査をクリアした国土交通大臣認定の制振性に優れた制振ダンパーを採用しました。

通常は制振ダンパーを柱と梁で囲まれた内側四隅に設置しますが、この場合のデメリットとしてある程度の大きさの地震でなければ制振機能が働かないという点が挙げられます。小さな地震の積み重ねによる建物躯体の損傷が溜まっていく可能性があるのです。

これに比べて玉善が採用する制振ダンパーは、アルファベットのKの字で大きく設置されており、通常の制振ダンパーと違って小さな揺れの衝撃でも吸収する特徴を持っています。これにより、度重なる揺れによる耐震構造の劣化からお家を守ることができるのです。

最高レベルの耐震等級3に加え、こうした制振機能の強化で、予想される大地震の被害を最小限に抑え、安心して暮らせる住まいを実現した静岡県湖西市のお家。次回はお家の魅力をご紹介します。

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