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名古屋市内を中心に愛知県下で年間500棟の新築住宅を手がける玉善では、1棟1棟敷地の条件を吟味し、快適な暮らしを実現する設計アイデアを盛り込んだ家づくりを進めています。

今回は名古屋市昭和区に完成した2棟の3階建てのお家をご紹介します。
街なかで敷地に制約のある条件下での設計。担当した野呂俊和は、
「存在感のある外観に加えて、1階から3階までそれぞれのフロアを特徴づけて、“広さを感じられる家”をテーマに設計を進めました」と語ります。

縦横のバランスが綺麗に生える比率を計算し、スッキリとした外観デザインに仕上がった2棟のお家。それぞれに濃い色合いの外壁材を効果的に配して存在感を際立たせ、限られた間口の中で高さと大きさを感じさせる外観デザインとなっています。

2棟ともに3階へ階段を上がると、窓越しに十分にスペースを取ったプライベートバルコニーが視界に入り、空間の広がりを感じることができます。

光と風が感じられる開放感たっぷりのスカイバルコニー。
「3階に中庭があるようなイメージで設計しました」と野呂。
バルコニーの床にはタイル材を配してくつろぎを感じられる雰囲気に仕上げてあり、イスやテーブルを置いて家族が集える場所になります。

3階建てならではの魅力あるスペースづくりを施した2棟のお家。2階リビングにはそれぞれの空間演出が施されています。そのお話は次回にご紹介します。