【LDKに光を取り込む巧みなゾーニングに注目_豊明市の家-1】
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【小牧市二重堀の家02】設計士はお家の中に入ったときの“見え方”にこだわりました
設計士・坂 栞里が手がけた小牧市二重堀の3棟のお家。
間取りなど室内の設計にあたっては、お住まいになられる方の生活スタイルをリサーチした結果を反映させるように心がけたと言います。
「このエリアにはご夫婦共働きで暮らされる方が多いので、そういった方が快適に暮らせるような工夫を設計に取り入れました」
帰宅時間が遅くなることが多いことを想定して、3棟ともに食材をたっぷり買い置きしておけるようにパントリー収納を広く取ったり、洗面脱衣室には室内干しのスペースを設けたりといった設計となっています。
基本的な間取りは3棟ともに同じコンセプトで設計されていますが、設計士がこだわったのはお家の中に入ったときの“見え方”だと言います。
「帰宅して玄関のドアを開けたときやLDKに足を踏み入れたときなどに、目の前に広がる光景から受ける印象に違いを与えられるようにアイデアを盛り込みました」
LDKには空間に広がりを持たせる「折上天井」を採用。お家ごとにリビングに配したり、ダイニングからリビングまで繋げて配したりすることで、空間の雰囲気が違ってきます。
「折上天井はどのくらいの広さが一番バランスがいいのかを意識しながら設計を進めました」
リビングからキッチンを眺めたときに見える「景色」も設計時にこだわった点です。
意識したのは、「袖壁のバランス」。
「キッチンまわりの壁の厚みがありすぎると重たい印象を与えてしまいます。どのくらいの厚みが一番綺麗に見えるのか、さまざまなお家を設計してきた中でたどりついた“模範解答”を参考にしながら今回のお家に合うデザインにしました」
一見なにげなく見える空間づくりの中には、設計士の細部にまでわたる計算が張り巡らされているのです。
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