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今回の新築住宅紹介は名古屋市瑞穂区に完成した2棟のお家です。
2棟ともに随所に設計の趣向を感じられるデザイナーズ住宅となっています。

こちらのお家でまずご注目いただきたいのは、駐車場とお家の敷地との間、1メートルほどの高低差を活かして玄関横に設計した「中庭」です。中庭の前には有孔ブロックなどを配し、通りからの目線を遮りながら、それでいてお家の中の雰囲気が感じられる趣向となっています。

帰宅した際、中庭の向こうに見えるリビングの灯りに家族の気配が感じられて、1日の疲れも癒やされるのではないでしょうか。

お家の中から中庭を望むと、ほどよく配置した植栽や有孔ブロックが絵画的な空間を演出している様子が心を和ませてくれます。

小さなお子さまと一緒に日向ぼっこをしたり、テーブルやイスを配して、中庭の景色を楽しみながらカフェ気分を味わうのもいいですね。
夜には植栽が月の明かりに照らされ、風情を感じさせてくれることでしょう。

プライバシーを確保しながら開放感が得られる中庭は、お家で過ごす時間が長くなる中で、選択肢に入れておきたい設計プランです。

次回は、照明の演出にこだわったLDK空間をご紹介します。