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【シリーズ「設計士の肖像」二村慎一編──vol.1 昭和区のお家02 】空間コーディネートの妙に魅了される長久手市のお家

2020.06.18

設計士として30年以上のキャリアを持つ二村。年間50棟以上のお家の設計にあたる中で、豊富なアイデアの引き出しを活用して、室内空間にさまざまな表情を与えてくれます。

今回ご紹介している長久手市のお家では、玄関から見える階段の上がり口の前に格子を配しました。

木の息遣いを感じられるお家。中に入って正面に見える格子を、お家全体を印象づけるアクセントとして用いました」と二村。

格子の向こうに見える階段。限られたスペースの空間に広がりを持たせる効果も計算されています。

LDKのカラーコーディネートにご注目ください。キッチン背面に遊び心が感じられる印象的な空間。玉善では設計士がインテリアのコーディネートまですべて手がけています。

室内空間にさまざまな色調を使い分けながら、一体感のあるコーディネートにまとめあげる技術に定評のある二村。そのテクニックの一端が垣間見える空間となっています。

リビングでは照明の配置にも設計士の意図が込められています。
「光が全体に広がり、柔らかい光に包まれるように間接照明も多用しました。ソファで家族団らんのひととき。本を読んだり、スマホやタブレットを見ながら過ごしやすい光が降り注いでくれます」

設計士の脳裏にはそのお家で暮らすご家族の情景も描かれているのです。

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