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一級建築士・二村の空間演出のアイデアが施された昭和区の2棟のお家。

向かって左側のお家からご紹介させていただいていますが、今回はキッチンの空間デザインにスポットを当ててみます。

外観・玄関の記事はこちら

デザインの特徴のひとつは、キッチン上の天井を一段低くした「折り下げ天井」。高低差のメリハリが生まれることで、キッチンを特別な空間に演出してくれます。

また、木調仕上げの浮遊した天井はダイニングスペースの上まで真っ直ぐ伸びて、空間を軽やかに見せてくれます。

リビングの天井に現した化粧梁と、ダイニングまで伸ばしたキッチンの天井板。
「直線を強調したデザインで、空間にアクセントが生まれるように設計しました」と、二村はその意図を解説します。

キッチンのワークトップや側面には重厚感のある素材を使い、木調の内装仕上げとも相まって、空間を引き締めてくれます。

日常の中でキッチンに立つシーンが、ドラマチックに感じられるのではないでしょうか。

夜はキッチン上のダウンライトや、ダイニングを照らすペンダントライトなどのこだわりの照明が、落ち着いた時間を演出してくれます。

玉善では、熟練の設計士が設計図面を作成するだけでなく、照明やクロス、カーテンなどのインテリアコーディネートまで自ら手がけるのが基本スタイル。注文住宅の家づくりの際には、お客さまと二人三脚で細部に至るまで趣向を凝らしたデザインをご提案させていただいています。

次回は右側のもう1棟のお家をご紹介します。