【LDKに光を取り込む巧みなゾーニングに注目_豊明市の家-1】
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【名古屋市緑区の家03】小上がりの畳コーナーが快適なリビング空間を演出します
敷地の広さや周辺環境への配慮などの制約がある中で、さまざまな趣向を凝らして暮らしやすさを感じられる設計となっている名古屋市緑区の2棟のお家。
こちらのお家では限られたスペースを有効に活用して、リビングに小上がりの「畳コーナー」を設計しました。
畳スペースには30センチほどの段差を付けてあります。この段差が設計の妙。小上がりに腰掛けたまま家族同士の会話が弾む場所になります。キッチンから見渡すことができるので、畳スペースに寝かしている子どもの様子を見ながら料理ができるのも魅力です。もちろん、ちょっと畳に寝転がって過ごすのにも最適なスペースになります。
また、立体感のある小上がり畳コーナーは、お家の中に高低差が生まれてメリハリをつけることができるのも魅力。空間に奥行きを持たせることができます。
キッチンサイドには程よく視線が通る格子を配置。畳コーナーと格子の和のテイストがよくマッチして、LDK空間をお洒落に演出してくれます。
2階主寝室に目を向けてみると──
こちらのお家では隣地との境界部分に高さ制限が設けられているため、2階寝室は勾配天井で片側が低くなるように設計してあります。
天井の低くなっている箇所もそのままにすることなく、空間の特徴を活かして壁際にカウンターを設置。パソコンや読書などに活用できるスペースを設けました。壁面からのスポットライトで手元を明るく照らせる工夫も凝らしてあります。
お洒落なカウンターテーブル、寝室での過ごし方に広がりをもたらしてくれるのではないでしょうか。
また、梁を見せた天井は開放感を演出。ログハウスのような趣き見せてくれます。
さまざまな条件の土地に対して設計を手がけてきた経験が、こうした制限が厳しい中でも暮らしに豊かさをもたらす設計パフォーマンスの実現に役立っています。
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