次回はお隣りに建つもう1棟のお家をご紹介します。
【LDKに光を取り込む巧みなゾーニングに注目_豊明市の家-1】
今回ご紹介するのは、名古屋市名東区に完成した2棟のお家です。
この辺りは「第一種低層住居専用地域」に指定されており、高さ制限もあって低層のお家が建ち並ぶ良好な住環境が人気のエリアです。
敷地の境界線から外壁までの間を一定の距離、離さなければならない「壁面後退」も定められているので、隣りのお家と間隔が十分に保たれているのも魅力です。
今回の2棟のお家、立地条件としてユニークなのは、小学校に隣接していること。そのため、南側の陽射しを遮るものがなく、陽当たり抜群のリビングを確保。リビングの窓からは小学校の校庭に並ぶ木々の緑を望むことができます。
1棟ごとにデザインにこだわり、個性に満ちた高級住宅として設計された2棟のお家。今回ご紹介する1棟目のお家ではインテリアのポイントカラーにファッション界でも注目の“グレージュ”を採用しています。
グレージュとはその名の通り、グレーとベージュをかけ合わせた色合い。スタイリッシュで高級感を感じさせる雰囲気の中、明るさと落ち着いた味わいをもたらしてくれます。
リビングは天井の全周囲にわたって間接照明を配し、柔らかい光が包み込んでくれる空間。巧みに計算された高級感が感じられる空間設計となっています。
2階の主寝室にも間接照明を用いた演出が施されています。枕元上部のコーブ照明は優しく天井を照らし、空間全体を柔らかい明るさで包んでくれるのです。
次回はお隣りに建つもう1棟のお家をご紹介します。
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