【LDKに光を取り込む巧みなゾーニングに注目_豊明市の家-1】
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【名古屋市天白区の家01】3棟それぞれの敷地条件を活かして採光を確保する設計の妙
名古屋市内を中心に三河エリア、尾張エリアなど愛知県内全域で1万棟以上の新築住宅を手がけてきた玉善。毎年、年間500棟以上のペースで、熟練の設計士が趣向を凝らした家づくりに取り組んでいます。
今回ご紹介するのは名古屋市天白区に完成した3棟のお家。通りに面した1棟と、住宅街の通りに面して建つ2棟。隣接して建ち並び一つの区画を構成している3棟のお家が、それぞれ敷地の条件に合わせた配棟計画やプランニングを工夫して採光を確保。設計の妙を感じていただける家づくりとなっています。
まずは、住宅街に面して建つ2棟のお家。
1棟のお家では通りに面したお家との間にお庭や駐車スペースを設けて距離を取り、採光を確保しています。さらに、正面から向き合わず、角度を付けて配置することで、お家同士の間の空間に余裕を持たせています。
もう1棟のお家では、南側のお家の駐車場越しに陽射しが入るように巧みに空間を空けることで採光を確保。3棟の配棟計画の妙を感じていただけます。
このように配置を工夫したうえで、2棟ともLDKに開放感のある吹き抜け天井を設計。吹き抜け部分に設置した窓からは晴れ渡った青空が望めます。
床面と雰囲気を揃えた天井のクロスや照明付きのファンはデザインのアクセントに。お洒落な空間を演出しています。
もう1棟、通りに面したお家は、「2階リビング」が特徴。
LDKを2階に配することで、通りを行き交う車の走行音や道行く人の視線を気にすることなく、くつろぎの時間を過ごすことができます。こちらのLDKにも床面とテイストを揃えた天井クロスを採用。角度をつけた勾配天井のあしらいや間接照明が、落ち着きのある空間を演出しています。
2階リビングは窓から陽射しがたっぷり降り注ぐ空間であることは言うまでもありません。勾配天井を採用することで、開放感や広がりを感じる空間となっています。
3棟それぞれに採光が確保できるように“配棟計画”に工夫を凝らした天白区のお家。敷地の条件に合わせた設計の妙には、さまざまな土地の状況に合わせて注文住宅を設計する際のノウハウが活かされています。
次回は室内空間の魅力をご紹介します。
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