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猫と人が一緒に快適に暮らすための家づくり。プロジェクトメンバーの女性陣からは“キッチン問題”も提起されました。お料理の最中に猫ちゃんがキッチンに入ってきたら危ないですものね。

そこで考えたのが、“開け締め自在”のキッチンスペース。猫ってキッチンカウンターの上にまで軽々と跳び乗ってきたりしますよね。火や包丁を使っていたら大変危険です。そんなことにならないように、カウンター上部の吊り戸棚とカウンターの間に透明なガラス戸を付けます。もちろん、透明ガラスなのでキッチンからも猫ちゃんの様子を見られるので安心。さらに、キッチンスペースの入り口にも扉を付けておけば、“侵入対策”はバッチリです。

“猫あるある”話では、ハンドルタイプのドアノブに飛びついてドアを開けてしまう猫ちゃんの行動も話題になりました。その対策として、手前に引きながら開ける「プッシュプルタイプ」のドアノブを標準仕様にしてあります。“開けたがり”の猫ちゃんでもこの動きまではさすがにマスターできないですよね。

もうひとつ気をつけておきたいのは“脱走対策”。大切な猫ちゃんが迷い猫になっては大変。万が一ベランダに出てしまったとしても飛び越えられない高さの手すりにしておかないといけません。1m50cmくらいでしたら平気で跳び越えてしまいますよね。柵も縦格子が必須。横格子だと足場にして登っていってしまいます。

このような具合に、猫と暮らす家づくりのアイデアは尽きないのですが、今回はここまでのご紹介で。皆さんは猫ちゃんと快適に暮らす家、どのようなアイデアを実践されているでしょうか。今後の家づくりに活かせるご意見をお待ちしています。