STAFF BLOGスタッフブログ

CATEGORY : スタッフブログ

名古屋城本丸御殿公開!400年前の建築美に感銘を受けてきました

2018.06.12

先週の金曜日、名古屋城の本丸御殿が9年におよぶ復元工事を終え、全面公開されました。新聞やテレビのニュースでも大きく取り上げられていましたので、豪華絢爛な建物内部の様子を皆さんも目にされたのではないでしょうか。

玉善の建築スタッフも後学のためにと、さっそく連れ立って見学に行ってきました。

基本知識を少しおさらいしておきますと──名古屋城本丸御殿は徳川家康の命を受けて、1615年に完成した尾張藩主の住まい。こけら葺きの屋根が幾層にも重なる姿は格調高いものでした。その後、三代将軍家光の上洛に合わせ、上洛殿や湯殿書院などが増築。慶長期と寛永期の建築様式を兼ね備える建築物となりました。1930年には天守閣とともに国宝に指定。しかし、第二次大戦中の空襲で全焼してしまったのです。
市民の願いに応えて復元工事が始まったのは2009年。以来9年の歳月をかけて、ついに完全に復元されたのです。

 

本丸御殿にはさまざまな見どころがありますが、建築に携わる者としてやはり瞠目に値するのは華麗な御殿内部の様子。良質な檜を使った白木づくりの建築様式に目を奪われました。柱や長押(なげし)に使われている檜の木肌の美しさに思わず溜め息が漏れました。

 

本丸御殿にはさまざまな見どころがありますが、建築に携わる者としてやはり瞠目に値するのは華麗な御殿内部の様子。良質な檜を使った白木づくりの建築様式に目を奪われました。柱や長押(なげし)に使われている檜の木肌の美しさに思わず溜め息が漏れました。

 

400年前の粋を蘇らせた名古屋城本丸御殿。皆さんもぜひ一度訪れて、その目で確かめてみてはいかがでしょうか。名古屋城は天守閣の復元工事もこれから始まります。こちらも楽しみですね。

Recommended Articlesおすすめ記事

一覧へ戻る